こんにちは♪
モンテッソーリ教育式のおうち英語レッスンを提供する【Atlas Montessori English】のブログへようこそ!
担当はYaccoです☆
先日、あるお父さんからこのような質問を受けました。
「親が英語話せなくても、子供がネイティヴレベルの英語を身につける方法はありますか?」
正直困りました〜
なぜなら話をする時間が全然足りなかったからです、笑。
そしてネイティヴレベルの英語を身に付けるのは至難の業だからです。
私はネイティヴレベルの英語を目指すよりは、バイリンガルやマルチリンガルを目指した方がトクだと思っています。
なぜなら言語は「道具」だから。
そして日本人が日本語以外の言葉を母国語(ネイティヴ・ランゲージ)として使う必要はないからです。それよりもたくさんのことを学んで、いろいろな人とコミュニケーションをとる道具として、英語も使うことができる方が魅力的ではないでしょうか?
ということで、前置きが少し長くなってしましたが
今日は「ネイティブよりも、バイリンガルを目指そう!」と題して
バイリンガルになるための3つのポイント
をご紹介したいと思います♪
① 親も一緒に楽しむこと
当たり前のことですが、我が子が何に興味を持って、何を好きになるかをコントロールするのは難しいことです。親の思いとは裏腹に、英語のDVDをかけても全然興味を見せなかったり、英語と聞くと「わからない」と言って嫌がったり。
どうしたら英語に興味を持ってくれるのかと悩むお父さんやお母さんも多いと思います。
実は多くの保護者の方が見逃しがちな大事なポイントがあります。
それは「親も一緒に楽しむこと」
DVDをかけておいて自分はいつも違うことをやっていたり、自分は「ネイティブ」じゃないからと、お子さんと一緒に英語の歌を歌い、絵本を読むのを何となく控えてしまうことはありませんか?
昔から、子は親の背中を見て育つと言われてきたように、親が楽しんでいることや嫌々やっていることは子供たちに伝わります。親が楽しいと感じてやっていることは、子供たちも気になるものです。ですので一緒に英語を勉強して、一緒に英語を楽しんじゃうことが何よりのコツなのです!
ところが子育てと、お仕事とその他諸々でお父さんお母さんは大忙し!そんな時間や心の余裕はないかもしれません。ですのでまずは「可能な限り」で大丈夫です。たまに一緒に歌を歌ったり、たまに一緒に本を読んだり、たまに一緒にDVDを観ながら声に出してリピートしたり。
その代わりお子さんと一緒に英語に取り組むときは大人の日々の悩みをなるべく忘れて、とことん楽しんじゃって下さい!
「教える」必要はありません、一緒に楽しむだけです
そしてジャパニーズ・イングリッシュでOKです
ネイティブの発音を聴かせないといけないと思う保護者の方も多いと思いますが、これも出来る限りでかまいません(詳しくはまたの機会にお話しします♪)。発音や文法の精度は、二の次で大丈夫です。昔と違い、今はネットの時代。サプリ感覚でYouTubeやスクールやオンラインレッスンを活用しましょう。それよりも聞く機会、発話する機会を増やす方が先決です。まずは発音や細かい文法は気にせず、出し惜しみせず、一緒に楽しむこと。
マリア・モンテッソーリの教えのように、子供に教えるのではなく、英語の楽しみ方を提示してあげながら、英語環境を整えてあげるのが大事なのです♪
② 文化に親しむこと
冒頭でも少し触れましたが「言語はあくまでも道具であって、学問ではない」と日頃私は自分に言い聞かせています。つまり、英語はパソコンやスマホと同じ様に道具として、また人とコミニュケーションをとる道具として使えるようになれれば十分で、英語教師や言語学者になるならまだしも、学問として学習していく前にやるべきことがたくさんあります。
それは「文化に親しむこと」
バイリンガル教育では、ネイティブ同様の発音や高度な英語力、資格試験の話がよく飛び交いますが、これだけを目指していると壁にぶち当たったときに苦労します。一定のレベルまでしか習得できず、伸び悩み、最悪のケースでは英語アレルギーになってしまうことも。
ところが文化に親しみながら英語を学ぶ子供たちは(大人もそうですが)パワーが違います。壁をどんどん越えていきます。
自走力もつくので「何でそんなこと知ってるの?」と親の知らない間に上達しているなんてことも珍しくありません。
私もその一人でした
私の場合は日本語の習得。
11歳までは周りが英語のみの環境の中で
自分もすっかりアメリカ人のつもりでしたが
私の日本語教材は祖父母が日本から送ってくれたVHSビデオ。
日本のクイズ番組や漫画、時代劇などがたくさん録画されていました
親と一緒に繰り返しみては弟と真似をしてみたり
これが私の日本語練習だったのでしょう
日本に帰国したのは小学校5年生のときでしたが
当時の日本語レベルは小学校1年生程度と言われました、笑
しかし、いざ日本語を「勉強」し始めたときは早かったです
日本の歴史や伝統文化、アートや建築を通して日本語を学びました
学校の勉強について行けず辛いときもたくさんありましたが
日本文化に対する興味がパワーになり
いつの間にかプチ歴女になっていました、笑
これはどの言語でも同じだと思います
スポーツ、アート、エンターテイメントや食を通して英語を学び、世界規模、地球規模の学びを体験し、好きな分野を探求していく。この学びは次第に多方面への好奇心を刺激し、より学びに拍車がかかる。学んだことを様々な人と共有して、可能性と視野が広がる。
この相乗効果こそが英語を習得するメリットではないでしょうか?
③ 毎日の生活に取り入れること
どこへ行っても日本語しか飛び交っていない社会の中で
週に1回程度しか英語に触れていない状態では
なかなか「バイリンガル」の領域には達しません
とは言え
誰もがインターナショナルスクールに通う経済力があるわけではなく
イマージョン教育もまだまだ普及していません
いずれは留学をと思っても、それまではどうしたら良いのでしょう?
それは「毎日の生活に取り入れること」
まずは5分からでもOKですのでお子さんと一緒に英語に触れる時間を毎日作ってください
毎日一緒に絵本を読む
毎日一緒に英語DVDを観る
毎日一緒にうたを歌う
少しずつでもより多くの英語を毎日の生活に取り入れてください
ご飯を作るときに食材やキッチングッズを一緒に英語で言ってみたり
朝起きた時の天気を一緒に確認してみたり
洗濯物をたたむときに一緒に服の名前を当てっこしたり
これも五感で感じながら学ぶことにつながります
一緒に発する英語はカタコトでもOKです!
two or three words ずつで全然OKです!
日本語とmixされていてもOKです!
このように1分でも多く、毎日の生活に取り入れていくこと
これがコツです♡
以上、駆け足でバイリンガルを目指す大事なポイントをご紹介してきましたが、このブログではモンテッソーリ教育、そしてその素晴らしさを取り入れたおうち英語にまつわる色々なお話をお届けする予定です。
「Follow the child…」とマリア・モンテッソーリが語っていたように
環境を整えてあげながら、一緒に子供たちの成長を見守っていきましょう!
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それでは!
Yaccoでした♪
See you next time‼
Photos by Picsea, Jonathan Borba, and Mathilde Langevin on Unsplash